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ナバル 

Author:ナバル 
2012年4月22日に男の子を出産、ママ1年生になりました!

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簡易ベッド生活の日々

明け方5時。
お爺ちゃんのベッドの隣に置かれた簡易ベッドに眠る私を母が起こした。
「交代。お爺ちゃん、結局ずっと寝てくれないの、、、。後ヨロシク。」
了解、と返して、簡易ベッドとは逆側にあるベッド横の丸椅子に腰掛ける私。
そこで見たものは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「うぃ?・・・お爺ちゃん、これ一杯ひっかけてクダ巻いてんだ。」
・・・・・・・・・左手に取り付けられた計器を酒に見立てて想像酔いしてるお爺ちゃんだった。


脳に栄養が行き渡ってないのか、最近ちょっとボケたことを言うお爺ちゃん。
何が一番思い出せないって、大事な大事な孫娘・・・つまり私の名前。

ナバ母「おじーちゃん、誰が来てるかわかってるの?(私を指差し)これ、誰?」
ナバ爺「???・・・・・・・・むーーーーーーーーー」
ナバ母「孫でしょ!おじーちゃんのマ・ゴ!!ほら、名前言ってみ?」
ナバ爺「あぁ、、。んーーーーー・・・・・・・・・・・・ぴんぽん。」
ナバル「ちょっwwwお爺ちゃん、それ日本人の名前じゃない!!」

何故か私の名前はその後も二転三転。
現在は『ぽんぽん』で落ちついてしまっている、、、。


と言っても、毎回私の名前を思い出せないわけではない。
(大体、何故か私の弟には普通に名前呼んで話しかけてるし・・・)
時々いつものマジなおじーちゃんに戻って、マジな会話を振ってくる。
そう、例えば今日のお茶事件。

看護婦「じゃ、これトロミつけて飲ませてあげてくださいねー。」
ナバル「えぇっ?!あ、、、はい。」

“水のみ”に入ったお茶を手に私は迷った。
その時丁度母はおらず、病室には私一人。私はこの水のみのお茶を、
誤飲すればまた肺炎になりかねないお爺ちゃんに飲ませなければならない。
・・・・・・恥ずかしい話、こういうの、私は駄目なのだ。
相手に危害が及ぶと“自己が理解してる場合”の判断や行動が取れない。
大体、1時間もしない内に大半の事をソツ無くこなす母が来る。
ここはそんな細かい作業に向かない私より、母を待つほうが得策だ。
しかし、お爺ちゃんは喉が乾いた様子で私をせかす。

ナバル「私、絶対ママよりうまく出来ないよ。もうチョッとだからママ待とう。」
ナバ爺「・・・・・ナバル、もっと自信を持て。
    別にお前の失敗でお爺ちゃんがどうにかなっても、
    それはお前のせいじゃないんだ。もっと自分に自信を持て。」

感動的なお爺ちゃんの言葉を聞きながら私は思った。
「1週間ぐらい前に寝てるお爺ちゃんの横でママが言った台詞と全く同じだ・・・。
ありゃ寝てたんじゃなくて、目瞑ってただけで、しっかり聞いてたのか。」

ちなみにこのお爺ちゃんの話はこう続いた。

ナバ爺「(私の後ろに目を向けながら)お前にはな、
    お前をいつも監視している男がいるじゃないか。」
ナバル「え”・・・・、それはちょっと怖いんだけど・・・・・・・(汗)」
ナバ爺「怖くなんて無い。そういうもんだ。」

・・・・・・・・そういうもん・・・か?
ってか、私の後ろにいる男って誰さ?守護じゃなくて、監視してるらしいし・・・。


昨日からようやく流動食が出始めたお爺ちゃん。
その前までは、2週間前死の宣告を受けていた人間とは思えないほど
・・・・・・・・・・・・・・・口を開けば食べ物の話題ばかりだった。
危篤の翌々日、みかんが食べたいと騒いだ。
その次の日、今度はりんごが食べたいと騒いだ。
更にその翌日は柿。それ以降は新鮮なフルーツ、ヨーグルト、ヤクルトと続く。
そして夢の中の話の舞台は、何故か八百屋か食堂ばかりになった。
そんな食べ物に飢えまくってるある夜のこと。

お爺ちゃんのベッドの隣にはディスプレイがあり、
そこには現在のお爺ちゃんの脈拍やら呼吸数、体内酸素濃度が表示されている。
それらを計る端末はお爺ちゃんの左手につけられているのだが、
お爺ちゃんはよくそれを外してしまうのだ。
ナバ母「おじーちゃん、左手そんなに動かしちゃ計器がとれちゃうよ。」
ナバル「そうそう、ショート“ケーキ”がとれちゃうよ」
ナバ母「(左手の計器の位置を直しながら)ここに計器ついてるの!」
ナバル「そ、ショート“ケーキ”。」
ナバ爺「しょーとけぇき?????(え、ドコに?の顔)」
ナバル「ぷぷぷwwwwww」
ナバ母「(小声で)あんたね、、、、」

いやぁ、、なんていうかさ、可愛いよね。
友人のラグナが老人可愛いって言うのが解った気がするwww



私と母による夜の看病は今日でお終い。
明日からは、食事を誤飲しないように“ゆっくり”食べさせる為に
病院に詰めるのは6時?20時にしようかと。
んで、15日に上海戻ります。・・・ママもだいぶ無理して留まってるし。
私は私でへっちゃん心配だし、、、。
父親倒れたって、ここまで看病しないだろうからね、私。
そういう意味では、大好きなお爺ちゃんにある程度の恩は返せたかなぁ、、と。
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テーマ : 介護
ジャンル : 福祉・ボランティア

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